リメイクしてほしい『世にも』2015(Hey!Say!JUMP編)
このシリーズも最後となりました。何が?って方は前の記事をご参照ください。
いきます!!
薮宏太
時の女神(1994年 七夕の特別編)(オリジナル:柳葉敏郎)
主人公は、小学生時代、七夕の夜になると白い服を着た若い女性を見かけた。高校、大学、社会人になってからも、ときおり彼女を見かけることがあった。しかし、こちらは成長しているのに、いつ見ても彼女は昔のままの姿だった。子供のころから彼女に思いを寄せていた主人公は、思いきって彼女に交際を申し込む。やがてふたりは結婚をするが…。
早速感動モノです。薮くんにはガチガチのホラーか悪役を選びたかったんですけど、すごくきれいなお話を選んでみました!奥さん役はオリジナルだと水野美紀さんだったんですけど、今やるんだったら誰かなぁ。貫地谷しほりちゃんとか…?完全に私の好みだし、年齢とか考えてないですw
高木雄也
美女缶(2005年 春の特別編)(オリジナル:妻夫木聡)
フリーターの主人公は、同棲中の彼女が急に出張に行くことになり、しばしの一人暮らしを始める。が、隣に引っ越してきた怪しいオジサンが気になって仕方がない。その風貌に似合わず、いつも美女が部屋に出入りしていて、しかも、その人数が半端ではないのだ。ふとした出来心で、隣の部屋に侵入する主人公。そこで、彼は「美女缶」なるものを発見した…。
美女缶は知ってる人も多いんじゃないでしょうか?結構最近のだしね!(10年は最近換算)かわいいおんなのことヵヮィィゅぅゃが並んでる画面とか幸せじゃないですか。切なくてもごもごするラストだけど。最年長組には恋愛系のお話にしましたよ。
伊野尾慧
ロンドンは作られていない(1992年 冬の特別編)(オリジナル:野村宏伸)
主人公は、精神科医のカウンセリングを受けていた。主人公は、「この世界には、本当は自分だけしか存在せず、家族も友人も同僚もみんな、すべてが偽物にすり替わっているんじゃないか。それを取り囲むすべての世界は、あらかじめ僕に見せるために作られた情報にすぎないのではないか」という疑いが、頭の中から離れないという。
もうこれネタバレになっちゃうけど言わせてほしい。人工物な伊野尾慧が見たい。このお話は最初は圭人で見たいと思ってたけど(圭人も人工物みたいな感じある)、伊野尾くんの方が向いてるかなと思って転向、結果こっちの方がしっくりきた。
八乙女光
イマキヨさん(2006年 15周年の特別編)(オリジナル:松本潤)
東京から地方の大学に進学して4回目の春を迎えようとしていたとき、主人公は恋人から別れの言葉を告げられていた。最悪な気分で帰宅した主人公は、突然のテレビの音に、驚いて目を上げた。視線の先にいたのは、あぐらをかいてポテトチップを食べながら無表情にテレビを見ている、頭巾をかぶった見知らぬ男。
不審者にあわてて警官を呼んだ主人公だったが、その不審な男の姿は、警官の目には映らない様子。「頭巾をかぶったオッサン」という主人公の描写を聞いた警官は、だまって手を合わせ、「がんばって」という言葉を残して去っていった。その不審な男の正体は『イマキヨさん』。この地方の言い伝えで、一人暮らしの人につく座敷わらしのようなものだという。
はいきました松本先輩のイマキヨさん。得体の知れないモノを受け入れることができず、最悪の展開を迎えてしまう。ラストであの松本潤が……!っていうホラー。笑えるっちゃ笑えるけど、普通に怖い。
有岡大貴
23歳の老人(1995年 秋の特別編)(オリジナル:中居正広)
金に苦労をしている23歳の主人公は、求人雑誌で日給5万円の仕事を見つける。それはある研究所が開発した装置を体に装着し、老人の肉体を疑似体験するものだった。乗り気はしないが金のためと割り切り老人の姿となって街に出た主人公は、都会の生活が、老人にとっていかに過酷なものかを痛感する。ところが、次第に老人の姿に慣れてくると、調子に乗って万引きをしてしまい…。
中居先輩のやつ!年齢もざっくりこのくらいだし!今だ!いけるぞ!
これも毛色は違うけれどなかなかのホラーでしたよ。悪いことはしない方がいいよね。
岡本圭人
ハイ・ヌーン(1992.6.11 OA)(オリジナル:玉置浩二)
猛暑の昼どき、下町の食堂にやってきたサラリーマン風の男が、親子丼を注文した。食べ終わったかと思うと、次はカツ丼を注文。また食べ終わったかと思ったら、今度は玉子丼、スタミナ丼…気がつくと、男は壁に貼ってあるメニューを右から順番に平らげていってるではないか。おかしな客がいると、町のみんなも集まってきて…。
圭人の選ぶのいちばん大変でした。最初は伊野尾くんに当てた『ロンドンは〜』の予定だったけど変えちゃったし。圭人に対してはまだわかんないところが多くて、「いいやつだよね!(ざっくり)」みたいな、そんななんで余計に悩みました。
そんなことはいい。なんか、「圭人、こんなだよね」っていう私のイメージです。ふしぎ、というか、得体が知れない、というか。
山田涼介
よう!鈴木(2000年 秋の特別編)(オリジナル:陣内孝則)
鈴木は、平凡な名前を持つ、平凡なサラリーマン。いつも「よう、鈴木!」という声に反応して振り返るのだが、たいていの場合、自分じゃないという結果に終わってしまう。そして今日も、鈴木という呼び名にうっかり振り返ってしまったがために、別人のかわりに雑用を頼まれてしまい、ホテルで催されているある豪華なパーティー会場に出向くことに。そこから、鈴木姓の勘違いによる連鎖が始まり…。
山田祭りと迷いました。平凡な主人公が非凡な世界に放り込まれてしまうお話。非凡、って言っても、現実に全然有り得る事態ではある。スーパースター山田さんに平々凡々サラリーマンをやっていただきたいのです。お子様でも安心して見られるハートフルコメディです。こわくない!
中島裕翔
さとるの化け物(2000年 秋の特別編)(オリジナル:沢村一輝)
とあるバーの中、トランプを持った青年は、女性客の二人に、トランプで鮮やかにマジックを披露。カードを1枚引かせて、それを見事に言い当てていった。仕掛けを知りたがる彼女たちに、君の心が読めるんだと言う。そんな青年を冷ややかに見つめる身なりの整った紳士がいた。人の心が読めるという青年は、その紳士に向かって「さとるの化け物」という昔話を語り始める。黙って耳を傾けていた紳士だが、事態は次第に妙な方向へ…。
裕翔りんには正統派なホラーを。ナンパ目当てのイケイケな若者が……なんだけど、そこまでしなくてよくない!?っていうラスト。彼のイタズラ心に対しての仕打ちが行きすぎてる。苦痛に歪む裕翔りんのお顔が拝めるやつです、きっと。
ちなみに、ナンパされてる女子大生たちは『映画の特別編』の『雪山』の登場人物です。
知念侑李
史上最強の転校生(1997年 春の特別編)(オリジナル:安達祐実)
荒廃しきった高校に、どう見ても子供のような主人公が転校して来た。以来、その高校では、さまざまな奇妙な出来事が頻発。教師や生徒たちは、恐怖におびえるようになるが、その後、主人公は転校して学校を去る。皆、胸をなでおろしたのもつかの間、主人公と入れ替わるように主人公そっくりの転校生がやってきて…。
選考理由は「かわいいから」です。以上です。最大にして唯一の理由です。
他の生徒たちはものすごくビビってるんですよ。そのせいで起きる出来事を、転校生がやってる!と思い込むため(実際は単なる偶然の積み重ね)さらに事態は悪化していく。主人公はただただかわいいだけなんです。かわいいんです。ちぃちゃんかわいいじゃないですか、ね?現場からは以上です!
嵐・NEWS・JUMPと書いてきましたが、いかがだったでしょうか?私はすこぶる楽しかったです。一覧を見ながら、「こんな話もあったな〜」って懐かしんだりしてまして、放送年を見てぞっとしたものです。最近だと思ってたのに、15年前かぁ……って。
このお話はこの人で見たいな〜っていうのがまだいくつかあるので、また書きますw
リメイクしてほしい『世にも』2015(NEWS編)
第二弾いきまーす。
趣旨については前回の記事をご参照ください!
小山慶一郎
女は死んでいない(1997年 秋の特別編)(オリジナル:杉本哲太)
銀行強盗に入った主人公は、目撃者の女性を殺し逃亡しようとするが、警察と鉢合わせになってしまう。主人公はとっさに発見者を装い逃げようとするが、刑事に見抜かれ詰問される。そんな時、仲間から送られてきたポケットベルのメッセージで、何とか取り調べを切り抜けるが…。
悪い小山慶一郎が見たい。重要なアイテムとなるポケベルが絶滅してしまったのでどう再現したもんかなとは思いますが。仕掛けも面白いし、何よりクライマックス!終わり方が超かっこいいんですこれ!世にもにしては珍しい終わり方してます。
増田貴久
僕は旅をする(2001年 SMAPの特別編)(オリジナル:稲垣吾郎)
ある日、主人公のもとに、大阪に行くと言って出かけた姉が事故にあい、死亡したという知らせが入る。姉の死を受け入れられない主人公は、姉の部屋で物思いにふける。と、ふと発見した1冊のガイドブック。表紙には「金沢・加賀能登」の文字。そこには姉が書いた旅行のスケジュールメモも挟まっていた。大阪に行ったはずの姉が、なぜ?
実の姉に想いを寄せる主人公をぜひ増田さんには演じてほしい。ラストの方でちょっとグロテスクともとれるシーンがあるんだけど、あれ怖かったです。だって「見つからない頭部」が(ここから先はDVDをご覧ください!)
加藤シゲアキ
管理人(1997年 春の特別編)(オリジナル:松嶋菜々子)
とあるマンションに、主人公が引っ越してきた。ところが、このマンションにはゴミの出し方や、騒音などについて細かいルールがあり、彼はいつも住人に叱られてばかり。そのルールがあまりにも細かいので、それを作ったという管理人に文句を言おうと管理人室に行くが、いつ行っても管理人がおらず…。
オリジナルは女性ですけど、お話の上で性別関係ないかな、と。奇妙の世界に巻き込まれ、ある出来事を経て奇妙な世界の住人になるというパターン。加藤さん、文句言いに行きそうにないので、敢えて。
手越祐也
ブルギさん(1995年 春の特別編)(オリジナル:田原俊彦)
うだつのあがらないサラリーマンの主人公は、ある日、居酒屋で見知らぬ中年紳士に出会い、「ブルギさん」になってみないか、と声をかけられその証となるバッジを渡される。それからというもの、会う人会う人にもてはやされ、主人公の生活は一変。主人公は有頂天になるのだが…。
原作は星新一先生の『もてなし』。わっしょいわっしょいもてはやされる手越さん。想像に難くない。だがしかし……っていうどんでん返しのお話。
これの放送当時は今と放送コード?って言うのかな?規制のレベルが低くてですね、女性のバストトップが普通に、普通に電波に乗っていました。たった20年前なんですけどね。
NEWS編は以上です!
リメイクしてほしい『世にも』2015(嵐編)
2015年現在、フジテレビで半期に一度放送されている『世にも奇妙な物語』が25周年を迎えます。
25周年を記念し、「一番好きな奇妙作品大募集 得票上位の作品をリメイクします!」という神のような企画が進行中なのです。
『世にも』ファンとしてはこんなに嬉しいことはありません。『世にも』作品は全てがソフト化されておらず、過去のレギュラーシーズンの作品の多くはなかなかお目にかかることができません。(違法にアップロードされた動画で見られますけど…ほんとはダメですからね)上位に入ればまた見られます、リメイクだけど(吉と出るか凶と出るかはキャストとアレンジ次第…)
そこで、この公式の企画に便乗して、『ジャニーズにリメイクしてほしい世にも作品』を考えよう!と、一人で始めてみました。
私個人が個々のキャラクターを知り、そこそこでも語れるようなグループが少ないですので、どなたかその他のグループやユニットで考えてくださる方がいると嬉しいです…。知れることは多いほうがいい。
さて、今回は嵐にリメイクしてほしい作品について書いてみます。
私、嵐が10周年のときも15周年のときも『嵐の特別編はまだか』ってずっと言ってるんですけど、実現しませんね。『SMAPの特別編』がすごく豪華で面白かったから是非嵐にも…!と思っているんですけど。難しいんだろうなぁ。
嵐は既に、3名が『世にも』出演済みです。
『イマキヨさん』と『才能玉』はリメイクしてほしいですね。別の記事で書きます。
『はじめの一歩』は正直「さとしが出てたな」以上の記憶がありません(お察しください)(好みの問題!)
では本題。あらすじは公式サイトより引用(一部編集)させていただきます。
大野智
『楊貴妃の双六』(1990年4月19日OA)(オリジナル:野村宏伸)
主人公は、恋人との結婚を考えていたが、彼女を金持ちの男にあっさりと奪われ、荒れていた。そこに見知らぬ老人が現れた。中国の唐の時代、楊貴妃が男を集めて行った双六があるというのだ。ゴールすれば大金持ちになれるという。しかし、双六をする間に止まったマスに書かれた通りのことが起こると言われる。
初期の作品。金持ちに彼女取られて、振られたのは自分が金を持っていないからだ、金さえあればっていう残念な発想とか、「金持ちになれるよ!」って言われて知らないじいさんからもらったあやしい双六に本気出しちゃうとか。端から見れば「残念な人」なんだけど、そこに哀愁を込めて演じてくれそうだな、と思っての配役。
櫻井翔
『穴』(1992年 春の特別編)(オリジナル:いかりや長介)
産業廃棄物の処理を扱う企業の社長である主人公は、行政との癒着をかぎつけたジャーナリストを、もみ合ううちに誤って殺してしまう。ゴミ廃棄場の建設を予定している土地に、とてつもなく深い穴が存在していることを知っていた多々良は、ジャーナリストの死体を、その穴に落としてしまうのだが…。
『才能玉』が自発的に奇妙の世界に入っていくお話だったので、逆に巻き込まれ型がいいかなと思ってこれにしました。
相葉雅紀
『影が重なる時』(2003年 秋の特別編)(オリジナル:八嶋智人)
大学の教室で、子供を対象にした『一日かがく教室』が開かれた。そこで講師を務めた研究員の主人公は、子供達に虹の正体を教えようとして、少女達の反感を買ってしまった。その話を恋人に話した主人公は、「虹に夢を感じていたいという、女の子の気持ちをわかってない」と笑われてしまう。それでも科学の大切さを訴えようと主人公が話し始めると、突然、恋人が震え始めた。みるみる蒼ざめてゆく姿に思わず「大丈夫か」と声をかける主人公だったが、「こないで」と拒絶され…。
切ないけれど、きっと幸せな結末なんだと思います、これはこれで。
二宮和也
『扉の先』(1997年 春の特別編)(オリジナル:椎名桔平)
主人公は、気に入らない新入り囚人の移送を知ると、自分が作った死刑場の恐怖話を近藤にして彼を怖がらせていた。そんな時、主人公も移送されることが決まった。移送の日、死刑場の近くを通る主人公だが、自分が新入りに聞かせていた作り話の通りになっていて…。
松本潤
『トイレの落書き』(1995年 春の特別編)(オリジナル:木村拓哉)
終電間際の地下鉄の駅で、主人公はやっと見つけたトイレに飛び込んだ。ふと配水管に目をやると、そこに「午前0時、扉は閉ざされる」と書かれた落書きを見つける。時刻は、ちょうど午前0時になろうとしていた。鼻で笑って、トイレを出ようとするが、扉が閉まり押しても引いても開かなくなってしまう。やがて、終電も終わり、駅員もいなくなったため、主人公はトイレで夜を明かすことに。暇つぶしに、トイレの落書きを読むと、それは物騒な内容ばかりで…。
「この人にはこっちの方がいい!」「こんなのもある!」とかありましたら、ぜひご自分のブログで書かれてください。見たい!聞きたい!